タイプロ:チームKIKUCHIの物語 〜篠塚、想いの力で壁を超えた挑戦〜

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はじめに

Netflixのオーディション番組『タイムレスプロジェクト』もいよいよ佳境。今回は5次審査を中心に、篠塚を軸にチームKIKUCHIの奮闘を振り返る。ダンス未経験ながらも気持ちで負けない篠塚の姿が、視聴者の心を掴んで離さない


5次審査の課題曲「New phase」

5次審査では、菊池・佐藤・松島がそれぞれチームをプロデュースし、候補生たちの距離感を縮めつつパフォーマンス力を試すものだった。篠塚はteam KIKUCHIに加入し、課題曲は「New phase」。

この曲はオーディションをイメージして作られた、まさに菊池風磨らしさが詰まった一曲。楽しさやかっこよさの中に“悪い男感”が漂うこの曲は、ダンス未経験の篠塚にとってはかなりの挑戦となった。


ダンス未経験の篠塚、苦戦する

これまでの課題曲と比べて格段に難易度が高く、「しの、この曲大丈夫?」と心配になるほど。しかし、篠塚は「この曲を聞いたらファンの方が僕たちを思い出すようなクオリティに仕上げたい」と強気の発言。持ち前の根性で食らいついていく。

堂本光一の「ダンスの究極は抜くこと」という指導もあり、ただ踊るだけではなく表現力も求められた。さらに、5次審査では、タイムレスの先輩たちが実際に着た衣装をまとってパフォーマンスを行うことに。菊池チームは山下智久の衣装を借りることになった。


「個性」とは何か

経験者も苦戦する難易度の高い振付。篠塚は必死に食らいつくが、未経験の壁にぶつかる。「個性を出せ」という課題に対し、メンバーそれぞれが模索する中、前田大輔は「菊池風磨は菊池風磨が見つかってる。前田大輔はまだ見つかっていない。」と語る。

一方で、橋本将生は「悪い男感を出してほしい」というトレーナーのアドバイスを受けて、やたら髪をかき上げる。菊池から「1コーラス目のあそこの部分だけで5回くらい髪かき上げてた」とツッコまれ、笑いが生まれる場面も。


チームの結束と篠塚の奮闘

篠塚は、タイプロまでは順風満帆な人生だったが、ここでは壁にぶつかり続けている。しかし、彼の持ち味は「人に聞ける素直さ」だ。メンバーからアドバイスを受けながら成長し続ける。

中間発表では、「何か物足りない」「個性が見えない」といった評価を受ける。菊池からも「なんか遠くて、近くでやってる感じがしない」と指摘され、課題が浮き彫りに。

そんな中、チームKIKUCHIは気分転換に餃子を手作り。しかし、篠塚は餃子をひっくり返すときにぐちゃぐちゃにしてしまい、メンバーの笑いを誘った。また、就寝部屋が4人なのにベッドが2つしかなく、手押し相撲で寝る場所を決めることに。ここでもなぜか篠塚だけ上半身裸(笑)。しのはやたら脱ぐ特性があるようだ。


「タイムレスを超える勢いで」

歌とダンスは成長しているものの、まだ自分のモノにできていない篠塚。そんなとき、松島から「4人でデビューすると思って、自分たちvsタイムレスと思ってやるといい」とのアドバイスを受け、意識が変わる。

車で篠塚の大学へ迎えに行き、驚かせるサプライズ。車内で「ダンスが過去一楽しい」「難しい振りが入っていくのが楽しい」と語る篠塚の姿が印象的だった。

しかし、練習では篠塚の言葉遣いに問題が。自分のために教えてくれるメンバーに「言えよ」「聞けよ」とキツめに言ってしまい、佐藤から「俺だったら怒っちゃうかな。親しき中にも礼儀ありじゃないけど」と注意される場面も。

さらに、佐藤チームの見学に行くと、個性あふれるパフォーマンスに圧倒され、焦りを感じる。チームKIKUCHI全体が重苦しい雰囲気に包まれる中、菊池が「こんなとこで負けんなよ、そんなとこ見たくねえよ。諦めんな絶対。絶対できるから!」と鼓舞。


本番前、菊池との絆

本番前、菊池が篠塚の髪をセットする光景は、まるで兄弟のようだった。「お前らまじはんぱないぞ!」と鼓舞する菊池。

リーダーの本多は「今いる全員をスタンディングオベーションさせます!」と自信満々。円陣を組み、「タイムレス超えるぞ!」と叫ぶ。そして迎えた本番。中間発表とは打って変わって、素晴らしいパフォーマンスに仕上がっていた。

篠塚は未経験ながらも、誰よりも気持ちで負けない。彼の成長と、チームKIKUCHIの結束力が生んだステージは、確かに「タイムレスを超えた」と言えるものだった。


おわりに

『タイプロ』は、ただのオーディション番組ではなく、候補生たちの成長と葛藤が描かれるリアルな物語。特に篠塚のひたむきな姿勢や、菊池との師弟関係は、見ていて胸が熱くなるものがあった。次なるステージで、彼がどんな姿を見せてくれるのか、今後も目が離せない。

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